アート思考(アートシンキング)ってなに?【ビジネスに活用する方法を徹底解析】

アート思考(アートシンキング)ってなに?【ビジネスに活用する方法を徹底解析】art
「アート思考ってそもそも何?」
「アート思考をビジネスに
活用するにはどうしたらいいの?」
近年アートの力をビジネスに活用する為に「アート思考」が注目を集めています。


世界で活躍している起業家の多くはアートを学んだ経歴を持つ事が多く
アートとビジネスが密接な関係にある事は間違いありません。


ですが、アートをビジネスに活かそうと思っても
具体的にどう活かしたらいいのか分からない。


そんな人がこの記事に辿り着いていると思います。


本記事ではそんな人達の為に
アート思考をビジネスに活用する方法について徹底解析していきます。


ちなみにこの記事を書いている僕は
アート関連の事業を起こし、多くの画家の方々とアートの普及活動をする為に
絵画インテリアを販売したり、イベントを開催するなど
アートに携わりながら仕事をしてきた為、常にアートついて考えてきました。
自らもビジネスをしていく中で、アート思考について深く考える機会があった為
その内容について個人的な考えも合わせて解説していきたいと思います。

アート思考(アートシンキング)ってなに?【ビジネスに活用する方法を徹底解析】

アート思考(アートシンキング)ってなに?【ビジネスに活用する方法を徹底解析】
『アート思考とは他とあきらかに異なる発想から生み出されるものです』


アート思考を説明する時に多くの人達がそれを言葉で表現していますが
あまりどれもしっくりきませんでした。

というより「読んでいてもわかりにくい」というのが正直なところです。


なので今から説明する内容は
あくまで自分なりに解釈したアート思考であって
専門家が言っているアート思考とは若干異なる事を前提にお伝えしていきます。

◆アート思考は0→1ではない

『アート思考は何もないところから生まれる訳ではありません』


アート思考を0→1と表現している記事もありますが
どうしても適切な表現には感じませんでした。


アート思考は芸術家のように「無から有を生み出すもの」とも言われていますが
そもそも芸術家は今までの経験から基づく思考から
作品を生み出しているのであって
まったくもって0から作品が生まれている訳ではありません。


人間の思考は十人十色。

どんな作品であっても、その人の個性が出ます。
それは必ずしも世間に必要とされるものなのかというとそうでもありません。

もしかしたら、現代アートで成功している人たちの多くは
それに該当するかもしれません。

かぼちゃアートで有名な草間さんの作品などは
見る人からみれば最高の作品ですが
見る人が違えばなんで何が良いのかわからない作品のはず。


このように、アート思考とは芸術家のように
自分自身のこだわりを重視して他者の思考を
寄せ付けないところからがスタートとなります。

◆本質的な答えを追い求めるもの

『アート思考は自分勝手なだけじゃない』


前述したように
自分自身のこだわりを重視して他者の思考を寄せ付けないというと
自分勝手な考え方だけが印象に残りそうですが、そうではありません。


作品には問題に対して自分なりの解釈やそれを作るまでに至った経緯
いろんな想いを形にしているので


「自分が最も伝えられる表現」


これを追い求めた結果、いろんなものを削ぎ落として
本質的な部分だけが残ったものとなります。


この表現をする為には、周りの声に惑わされない
自分の考えに基づく根拠が必要となり
それはその問題に対して徹底的に考え抜いたものでなければなりません。

◆他とあきらかに異なる発想とはどういうものか?

これまで少し分かりにくい表現をしてきましたが
じゃあ具体的にどのような発想をすればいいのか
具体例を出しながら説明していきます。


イメージをしながら下記の内容を考えてみてください。


「国の医療費が今後増え続けるから、医療費を捻出する案を出してほしい」

という問いに対してあなたならどう答えますか?

多くの人は
・税金制度を見直す
・国の無駄遣いを減らす
このように多くの人は「お金」という部分に
フォーカスして考えるかもしれません。

それを例えば
「血液にナノロボットを入れて全国民の健康状態を把握して予防治療を強化する」
こんな案が出たとしたらどうでしょう。

「お金」の問題から「最新テクノロジーの予防治療」へと変換されました。

このようにまったく他とは違う視点から生み出される発想こそが
アート思考となります。

ちなみにこの案はすでに実現に向けて動き出していて
知っている方もいると思うので
今の時代だとアート思考と呼べないかもしれません。

ですが、もしこの提案が10年前に既に発表されていたとしたら
それはまさにアート思考から生まれる発想だと言えるでしょう。

アート思考はなぜ必要?

アート思考はなぜ必要?
『問題と言わないと問題とされない問題を見つけられるのは人間だけ』


問題に対して改善策を考える事はこれまでもされてきましたし
これからも必要となってきます。


ただ、あらゆるモノやサービスが発明され
アイデアもサービスも飽和状態となった今
問題を改善していくことは当たり前で誰にでも出来ること。


それをAIの発達によって
問題の改善を今よりも早く的確に出来るようになれば
人間が考える必要性すらなくなってきます。


だからこそ、顧客や世間の声に対して改善するのではなく
まだ、問題と言わないと問題とされない問題に対して

なぜそれを問題としなければならないのか?
それを問題として解決する時にどのようなイノベーションが起こるのか?

この2つの問いを発想できるのは人間にしか出来ないからこそ
これからの未来にアート思考は必要となってくるのです。
アートの力について別の視点から解説している記事はコチラ
アートを学びビジネスでクリエイティブに
【能力アップにアートは必要不可欠

アート思考のビジネス活用法

アート思考のビジネス活用法
『個人の経験×創造力は独自の価値が生み出される』


これは自分の話しになってしまいますが
自分自身アートでビジネスをしようと考えたきっかけは
ヨーロッパに旅行に行った時に初めてアートに触れた経験からでした。


そこまで芸術に触れる事なく生きてきたので
もともとアートを学んできた訳ではありません。


だからこそヨーロッパで芸術に触れた時は自分の中では衝撃だったんです。

こんなキレイな世界があるんだと
日本にはない環境や歴史に魅力を誰よりも感じる事ができました。


その経験から、日本にも芸術を広めたい。
自分の感じた感情を他の人にも経験してほしい。

じゃあ、広めるにはどうしたらいいだろう?


こんな感じで芸術家支援+芸術の普及を目的とした
ビジネスを始めるようになりました。

どんなビジネスをしているのかは
「熊内孝之のアート×ビジネスストーリー」で詳しく解説しています。


おそらく日本に芸術が広まっていない事って
問題にはなっていないですよね。

僕が「問題だ!」と言わない限り問題とされない問題だと思います。


でも、これを問題解決することでいろんな効果があって
心が豊かになり、ストレスが軽減されたり、感性が磨かれたりと
他にもいろんな相乗効果が期待されます。


ただ、世間にその問題を気付かせる事は非常に困難です。


もともと問題を問題として見ていなかったのですから
生活必需品であったり、大きく宣伝できる資金力がなければ
一気に広める事は難しいでしょう。


ただ、間違いなく個人の力でもアート思考を使えば
他とは異なる発想を生み出すことができます。


このように
「僕自身の経験」と「創造力」から「独自の価値」が
誰かの役にたっている事は事実です。


こうしたオリジナリティのあるモノやサービスを作りだす事は
企業に属していたとしても、フリーランスで働いていたとしても
主婦をしていたとしても可能です。


どんな場面でもアート思考を利用する事が出来ます。


もう一度おさらいしますが、アート思考とは

「他とあきらかに異なる発想から生み出されるもの」
「問題と言わないと問題とされない問題を見つける」

この2つを定義が必要であると考えます。

あくまで個人の意見による部分もありますので
共感できない事多いと思います。
ただ、この記事によってアート思考について考える人が増えてくれたら嬉しく思います。

また、「もっとこんな考え方があるよ」という方がいれば
ツイッターからダイレクトメールを送っていただければ幸いです。
ちなみに「アート思考」とよく比較されるのが「デザイン思考」
その違いについて比較したい方は
「デザイン思考(デザイン・シンキング)とは?
【世界で活躍している企業が実践している思考法】」
こちらの記事でデザイン思考について詳しく解説していますので
参考にしてみてください。

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