芸術センスの磨き方【才能は関係ない!誰にでもできる方法を紹介】

芸術センスの磨き方【才能は関係ない!誰にでもできる方法を紹介】art
「芸術センスの磨き方について
教えてほしい」
「芸術的な才能がなくても
センスって磨くことができるの?」
絵が得意な人もいれば不得意な人がいるように
芸術的なセンスは才能で決まっていると思っている人も多いようです。

でも、本当にそうなのでしょうか?
努力によって芸術センスを上げる事は難しいのでしょうか?

本記事では、そんな悩みや疑問について解説していきます。


ちなみにこの記事を書いている僕は30歳を超えてからアートの道を志し
画家としても活動する中で自分自身のスキルやセンスを高めてきました。
そうした実体験や科学的根拠をもとにお伝えしていきたいと思います。

芸術センスの磨き方【才能は関係ない!誰にでもできる方法を紹介】

『芸術センスは努力によって磨かれます』


まず最初にはっきりしておかなければならない事は
芸術的センスには遺伝的な才能があるかどうかです。

結論から言うと
絵の上手い下手、感性が鋭い鋭くない、芸術家に向いる向いていない
それは遺伝子によって影響を受けると
科学的に証明はされていませんが推測されています。


でも、ここで勘違いしてはいけないのは
絵が上手いから絵が売れる訳ではなく
感性が鋭いから周りに認められる訳ではないという事です。

センスの良し悪しというものは
多くの人の平均値を上手く捉えられるかどうかであって
生まれる時代が違えば評価されない事もあります。


こうした事実を前提に考えていくと
「努力は今の環境に合わせて努力を積み重ねる事によって
磨くことが可能になる」
というのが僕が考える答えです。

では、具体的にどのように芸術センスを
磨いていけばいいのかについて説明していきます。

◆徹底的に勉強する

『センスは知識の豊富さが重要です』


どんな分野であっても
圧倒的な知識量という基礎がなければ
応用に変える事はできません。

基本的な知識がないと良し悪しを判断することができず
基準を高めなければ意見する事も難しい。

ファッションであっても、料理であっても、芸術であっても
一つの分野に費やしてきた時間に比例してセンスも必然的に上がっていきます。


歌も毎日歌い続ければ上手くなりますし、絵も毎日描けば上手くなります。

アーティストと呼ばれる人達は
時間をかければかける程、磨きがかかることは間違いありません。


まずは豊富な知識を得る努力をして
基礎を作る事は必要最低限の行動だと言えます。

◆景色を意識して眺める

『意識をするだけで世界は違って見えます』


普段僕たちは周りの景色を見ているようで見ていません。

電車に乗っている時、車に乗っている時など通勤中の景色を
ぼーっと眺めているだけで詳細に覚えているかというとそうではないのです。


青色を意識すると、今まで見つけられなかった青色の看板や建物が目に入りますし
光と影のバランスを意識すると、太陽の角度や影の形が目に入ります。

そうすると、普段何気なく見ている景色と別の物が類似して見えたりします。

例えば、川の流れが女性の長い髪に類似して見えたり
木洩れ日が夜空の星のように見えたりと
今まで感じた事のなかった創造力が働くようになるのです。


景色を意識して見るという事は
意識していなかった部分にムリヤリ注目する事なので
新しい発見がたくさんあります。

その発見の数が多ければ多い程
感性が高まり、他の人とは違う見方が生まれてきます。


それに豊富な知識量が加われば
奇抜な発想だったとしても多くの人が好みそうなことへと
変換できる応用力を身につける事へと繋がっていきます。

◆実践を積み重ねる

『アウトプットしなければセンスは磨かれません』


一つ目と二つ目に関してはインプットについて話しましたが
最も大切なのはアウトプットです。

知識と感性を身につけても、それを表現しないと誰の目にも触れる事はありません。

絵に描いたり、物を作る事でセンスは磨かれます。

ですが、芸術家が一番苦戦するのはイメージ通りの作品にする事です。


頭の中で創造している色や形、質感、温度感を表現するのには技術が必要ですが
それを実現させるには実践を積み重ねるしかありません。

「知識を得て、感性を磨き、表現する」

このサイクルを回す事で初めてセンスが良くなっていくと思ってください。

センスは時代によって変化する

センスは時代によって変化する
『時代が変われば人々の良し悪しも変わります』


絵をリアルに描くことが主流だった時代もあれば
現代アートのように自由な表現方法が評価される時代もあります。

ファッションであれば黒色がオシャレではないと思われていた時代もありました。

センスの良し悪しは時代によって変化していくものであり
それが評価に繋がる傾向があります。


でも、芸術の世界は一概にそうとは言い切れません。

ピカソやウォーホルのように
今までの常識を覆して名を残してきた芸術家は
いつだって挑戦を繰り返してきた人ばかりです。


芸術は自分の中にあるメッセージを作品に込めて発信するものであり
そこに価値を感じる人は必ずいます。

この事からもセンスの良し悪しは
時代の流れに合わせて評価される人時代の常識を覆して新しい価値を提供した事によって評価される人と
二分化されると考えられます。

そのどちらも正しい道であり
双方がセンスがあると評価される事は確かです。


ただ、そこに共通して言える事は
どちらであっても豊富な知識があり、日々感性を磨く努力を怠らず
常に自分の表現を求めてアウトプットしてきた結果
評価されているという事です。

いつの時代であっても芸術的センスを磨く方法は変わりません。

センスは生まれつきの才能だと諦める前に
日々どのように努力するのかを考えて行動していく事で
人生が理想の方向へと変わっていくと思います。
芸術家の能力についてさらに理解を深めたい人は
「アーティストのようにひらめきやアイデアを生み出す方法【量が質を作る】」
こちらの記事も参考にしてみてください。
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