絵を描く前の準備【構図の魅力的な作り方】

絵を描く前の準備【構図の魅力的な作り方】art
「絵の構図って
どうやって考えればいいの?」
「魅力的な構図にするには
どんな工夫が必要?」
絵を魅力的に見せる為には
描く前の準備がとても重要になってきます。

その準備というのは「構図を考えること」です。

この構図を作りこむことによって
見る人に向けてメッセージをしっかりと伝える事ができるようになります。

逆にコレが出来ていなければ
見る人に向けたメッセージの伝わる量が減ってしまうと思ってください。

この記事を読み終わった頃には
構図の魅力的な作り方のベースを理解出来ている状態になります。

絵を描く前の準備【構図の魅力的な作り方】

絵を描く前の準備【構図の魅力的な作り方】
『今から説明する内容は正解ではありません』

人によって考え方はさまざまで
特にアートの世界では正しい方法というものは存在しません。

アートは感覚や感性がとても重要な要素となってくる為
「考えながら描くのはアートではない」
「構図を作ってから絵を作るのは三流だ」
なんて人もいますが、それはそれで一つの正解だと思います。

ただ、僕は「何も考えずに絵を描くタイプ」ではなく
多くの人にメッセージを届ける工夫があった方が
多くの人に届ける事が出来た経験から今回の記事を作成する事に繋がりました。

なので、ここで説明する内容は
あくまで「僕が考える魅力的な構図の作り方」です。

感性で描くのではなく
・絵の構図をしっかり作り込みたい
・多くの人に絵を見てもらえるような工夫を絵に取り入れたい
自分はこのようなタイプだと思う人だけこの先に読み進めてください。

◆描きたい絵のモチーフを決める

描きたい絵のモチーフを決める
『描きたいものを描くことが一番伝わります』

誰かに何かを伝えようとする時
心からのメッセージでなければ1%も伝わりません。

誰かの言葉を代弁して作文を朗読しているように
話しても相手には伝わらないのと同じで
絵も自分が心から描きたいと思わないものを描いても
絵に気持ちを込める事はできないのです。

だから、まず絵を描く前に
「自分が何を描きたいのか」
「何を描いたら一番テンションが上がるのか」
についてしっかり頭の中で考える必要があります。

「樹」「動物」「空」「宇宙」「水」etc...
なんでもいいので、今一番描きたいモチーフを選んでみてください。

◆描きたい絵の配置を決めて黄金比を計算する

描きたい絵の配置を決めて黄金比を計算する
『人は無意識のうちに心地良い形を目で追いかける習性があります』

それが黄金比でつくられたものです。
(※人が最も美しいと感じる黄金比は1:1.6です)

縦と横の長さをこの黄金比で統一することで
自然とモチーフの大きさも決まってきます。

それと同時に、どの位置にどのような形と大きさで
配置するのかというバランスも重要になってきます。

ある程度の配置が決まれば
あとは黄金比に合わせて
木であれば幹の部分と葉の部分を分けて作成したり
動物なども黄金比に合わせて縦と横の長さを決めていきます。

そうするとバランス良く全体がまとまってきます。

自分が見て不自然な場所がなければ
他の人が見ても不自然に感じる事はありません。

全体の大枠と主要な部分は
このように黄金比でまとめると見ていて心地良い絵になります。

◆光の位置を決める

光の位置を決める
『光の位置を決めると絵に立体感が生まれます』

この立体感が魅力的な絵になるかならないか非常に重要になってきます。

なぜ立体感を出さなければならないのかと言うと
人は「重さ」に価値を感じる生き物だからです。

光が当たる部分と影が出来る部分を表現する事で
絵に重量感が生まれます。

この重みをうまく表現できればできるほど
描いた絵に魅力的に感じる人は多くなります。

ただ、ここで勘違いしないでほしいのは
光と影を描いていない絵は魅力がない訳ではないという事です。

たった一色だけで塗られた平らに見える絵でも
作成する画家の技術によって重みは表現できたりします。

描く人によって同じ絵を描いても質量の重みは大きく変わることも
アートの面白さの一つです。

ここで説明している光の位置を決めるという方法は
誰もができる重みを表現する方法であって
それ以上の経験を持っていたり技術があれば必要ありません。

ただ、確実に人の心理的に「重さ」を表現する事は
絵を魅力的に伝える為にとても重要になってきます。

テーマは完成してから設定する

テーマは完成してから設定する
『絵はイメージ通りに完成しない事がほとんどです』

絵の色や形、配置も描きながらどんどん変わっていきます。

比率や大きさは変わらなくても
描いていくにつれて最初に考えていたものとは
違った方向へいく事はよくあります。

イメージの世界を現実世界に落とし込む時に
その時の感情や想いを込めていくと
結果として完成した時に最初に考えていたテーマとは異なっていた事は
画家であれば多くの人が経験した事があるのではないでしょうか。

ですので、テーマを最初に決めて描くというよりは

描きたいモチーフを決めて
配置を決めて
比率を決めて
光の位置を決めて
絵に重みを乗せて
完成した絵にテーマを決める

この流れが魅力的な作品を生み出す流れとして
僕自身はしっくりきています。

冒頭でも説明しましたが、これが正解ではありません。

作品の制作工程や準備は人それぞれです。

でも、今から画家を目指して絵を描こうとしている人や
魅力的な絵の描き方に迷いが生じている人は 参考にしてみてください。
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