「なぜアートを学んだ起業家
ばかりが世界で活躍しているんだろう?」
「仕事で成果を挙げたいけど
何を努力したらいいかわからない」
真剣に働いている人や勉強している人ほど
このような疑問や悩みを抱えていると思います。
普段から自分の能力を伸ばす方法や仕事で成果を挙げたいと思っている人が
この記事に辿り着いているはずです。
世界を引っ張っている企業はすべて海外で生まれ
その中でもアートを学んでいる起業家が
たくさんいる事に気付いた人も多いと思います。
本記事ではアートを学んだ経営者が世界で活躍している理由や
それを真似する事で自分たちの能力もアップするのかについて深掘りしていきます。
この記事を書いている僕はアートで事業を起こして3年。
画家の人に協力してもらいながら絵画インテリアを販売する中で
アートについて学んできた内容について説明していきたいと思います。
アートを学んだ起業家が世界で活躍している理由【ビジネスの基本を身につける】
![アートを学んだ起業家が世界で活躍している理由【ビジネスの基本を身につける】]()
『アートを学ぶ事は未来の自分への投資となります』
なぜなら、AIが発達した未来にはアート思考が必要となるからです。
アート思考については「アート思考(アートシンキング)ってなに?
【ビジネスに活用する方法を徹底解析】」という記事で
詳しく説明していますが、世界で活躍している起業家は
このスキルを使って革命を起こしてきました。
実際にGoogleやApple、Facebook、Amazonのように
生活の一部として機能しているシステムや商品、アプリを開発したのは
すべてクリエイティブな発想から生みだした海外の起業家ばかり。
残念ながら日本にはそのような起業家はいません。
日本にもすごい起業家がいるのは事実ですが
世界の仕組みを作るまでは至っていないのが現実です。
「なぜ、そうした違いが生まれるのか?」
その部分について考察していきます。
■日本と海外の違い
『環境が違えば能力が変わります』
海外ではアートをビジネスに活かす事を学べる環境が整っています。
起業する学生へのサポート環境がしっかりしていたり
日本のようにビジネスの知識だけを詰め込むのではなく
社会に出てからの実践を想定して学習ができます。
アートを取り入れた思考や働き方について
卒業してからエリートになる為の方法を徹底的に叩き込んでいるのです。
また、日常生活においてもアートに触れる量が異なります。
家に絵を飾る事が当たり前の環境や
街を歩けば芸術に溢れていて、それを毎日見ることで感性が養われます。
日本と海外において圧倒的に違うのは
「学びの質」と「芸術に触れる量」の2つであると考えられます。
■アートを学ぶメリット
『ビジネスの基本はアートを学ぶ事で身につきます』
絵を描いたり、鑑賞するという事を訓練する事で
「観察力」「創造力」「表現力」といった
ビジネスや日常生活において基本となる能力が身につきます。
こうした何かを学ぶ上で基礎能力のレベルを
上げる事はとても重要になります。
スポーツでも基本の動きを身につけてからの方が上達が早いように
ビジネスでも基本の能力を身につけてからの方が成長速度は上がります。
普段あまり使う事のない右脳を使う事によって
観察して物を見る視点が変わり
見る視点が変われば創造するものが変わり
最終的にはそれを表現するものが変わります。
世界を変えてきた経営者たちは
こうした基礎能力を鍛えていたからこそ
新しい発想生み出す事に繋がったのです。
アートの学びをビジネスで活かす方法
![アートの学びをビジネスで活かす方法]()
『点と点を繋げ具現化する事が重要となります』
物が溢れて飽和状態となっていて
売り手よりも買い手の方が圧倒的に少ない状況の中
どのようなものが必要になってくるのかというと
新しい「価値」を社会に創りだす事が必要とされます。
それを実現する為には
今まで無関係に見えた点と点を繋げて具現化すると同時に
その意味をライフスタイルにまで落とし込まなければなりません。
昔のような地位や金、ステータスの為に働く時代ではなく
それ以上に「生き方」に意味を見出す時代となりました。
その生き方を豊かにしてくれるものにこそ人々は価値を感じます。
これからいろんなアイデアは生まれていきますが
そのほとんどがすでに誰かが考えていたり実現しているものばかり。
そんな中ビジネスパーソンは注意深い観察力を持って
まったく関係の無かったものを結び付け新たな価値を生み出す
創造力と表現力が求められるようになります。
◆本質を見極めて世の中に発信する
『スティーブ・ジョブズはまさにアート思考を使って革命を起こしました』
スティーブ・ジョブズと言えばiPhoneが思い浮かぶと思います。
アンドロイドに比べて画質や容量、ツールなどは劣っているのにも関わらず
世界で一番売れているのはiPhoneです。
それはなぜか?
そもそもiPhoneは機能で他の企業と勝負していません。
電話機としではなく、パソコンをポケットで持ち運べるイメージを持ち
デザインを徹底的に追求してアートのレベルにまで昇華させました。
その時のテクノロジーからすれば
iPhoneはそれほど難しい技術を使っていた訳ではありません。
人々がスマートフォンを持ち歩く世界を創造して
機能よりもデザインを重視する未来を予測した結果として
革新的な商品が生まれました。
これこそがテクノロジーとアートという
まったく違う点と点を繋げるという事を実践した結果です。
◆アーティストは成功を手に入れる鍵
『アートを学んだ起業家が今後も成功を手に入れます』
それは、これまで説明した人間としての基本的な能力を伸ばし
今あるものを視点を変えて、新しい使い方や意味を見つけ出す事によって
新たな価値ある作品が生まれます。
これからAIによって仕事が奪われる中
人間には何が出来るのか?
その答えがこの思考なのではないでしょうか。
人工知能には人間の欲求や意味を見出す創造力はありません。
改善は出来ても改革は出来ないのです。
それが出来るのは人間だけであり
アートを学ぶ事でその能力を高める事が出来ます。
だからこれからはアーティストと連携して仕事をしたりアーティストを雇う事が
新たな価値を生み出し、現状を打開して
成功を収める鍵となるのではないかと考えられます。