
「フリーランスとして独立したいと思っているけど お金とか保証が無いことに不安を感じている」

「周りにフリーランスとして働いている人が いなくて誰にも相談できない」
これからフリーランスとして活動していきたいと考えている人は こんな悩みを抱えている人は少なくないと思います。 先日に下記のツイートをしました。本記事ではフリーランスとして活動する際の不安を知り より活動しやすくなる未来について説明していきます。 この記事を書いている僕はフリーランス歴3年。 芸術家支援や企業とコンサルティング契約して生活しているので 記事の信頼性担保に繋がると思います。「フリーランスが抱えている不安」 ・仕事が無くなる不安 ・病気で働けなくなる不安 ・収入が安定しなくなる不安 ・正しい判断ができているか不安 ・休むと不安 この不安は今の時代企業に勤めていても同じで、いつリストラされるかなんてわからない。 個人で稼ぐスキルは今後必要不可欠な武器になる
— 熊内孝之@芸術起業家 (@obeolys_kuma) April 20, 2020
フリーランスに不安を抱えている人必見【現実を知って未来に備える

『実際のフリーランスが抱えている不安を知れば不安が軽減されます』
フリーランスは企業と違って基本的に一人で仕事をするため孤独な人が多く
フリーランスとして働いている人のほとんどは同じ悩みを抱えています。
情報共有できない状態から不安が募り
一人で抱え込んでしまう前にフリーランスのコミュニティに属したり
ネットでこうした記事を読む事はとても大切です。
では、具体的にどのような不安を抱えているのか説明していきます。
◆仕事が無くなる不安
『フリーランスは不安定だからいつ仕事が無くなってもおかしくない』 雇う側からしてもフリーランスというのは、曖昧で不安定な存在。 特別なスキルやスピード、融通が利くなどのメリットがあったり 昔からの付き合いで信頼関係があるなど様々な理由があって成り立っています。 それでも、一度大きなミスをしてしまったり、信頼を失ってしまうと 次の日からいきなり仕事が無くなってしまう可能性も十分にあります。 企業はフリーランスを「いつでもクビに出来る都合が良い存在」 と考えているケースも少なくありません。 いくつも案件を持っている引っ張りだこのフリーランサーであれば そんな心配は無いのですが、まだ駆け出しの時期だと受注や実績も少ない為 完璧に信頼してもらえるまでは、いつ仕事を失っても おかしくないという不安にかられてしまいます。
◆病気で働けなくなる不安
『健康管理が出来ないフリーランスは無能だと言えます』 会社に雇われている時は、風邪をひいて休んだとしても有休を使ったりして 働いていなくても最低出勤数さえ守れば給料が保証されていました。 入院するような事があったとしても、業務上で起きた事が原因であれば 入院費から生活費まで負担してくれたりもします。 でもフリーランスになるとそうはいきません。 ある程度、自分自身で自由にスケジューリング出来る為 風邪で1日2日休んだとしても問題無い事が多いのですが 長期的に入院するような事になってしまったら その期間は稼ぐ事が出来なくなってしまいます。 フリーランスである以上、体調管理も仕事のうちの一つですが どれだけ気を付けていても病気になってしまう事もあります。 もし、家族がいたとしたら不安は絶えないでしょう。
◆収入が安定しなくなる不安
『収入は上にも下にも限界はありません』
フリーランスである以上稼がないとフリーランスになった意味がありません。
自由な時間とお金があることで、精神の安定を保つことが出来ます。
そんなフリーランスはやり方次第ではいくらでも稼ぐ事が出来る反面
時代の流れと共に不要な存在になり
仕事が無くなっていく可能性も十分あります。
下手すれば固定費ばかりが増えて売上がなければ収入0になるだけではなく
大きな借金を背負ってしまう事もあるのです。
そんな不安を抱えているフリーランスは
嫌な仕事であっても断れずになんでも引き受けてしまう傾向があります。
そうなるとモチベーションが下がり
クオリティが落ちたり納期に間に合わないなどマイナスな状況になりかねません。
フリーランスは信頼を積み重ねることが大事ですので
お互い不利益になりえる仕事は上手く断るようにしましょう。
◆正しい判断が出来ているか不安
『常に自分自身に疑いの目を持って行動しなければなりません』 フリーランスは基本的には自分自身の判断で行動を決めていきます。 その一つ一つの決断で未来の良し悪しが決定するのです。 全てを自分で決められるというのは 誰にも邪魔されることも無く思い通りに行動出来るというメリットがありますが 逆に決断に偏りや私情を挟む可能性も大いにあり 企業に属している時のような反対意見と議論を交わしながら 最終的に良い決断を下すということが出来なくなってしまいます。 だからこそ、常に自分自身に疑いの目を持って 「本当にこの決断が最良だったのだろうか」 「もし、逆の考えをしたとしたら成功までのプロセスはどうなるのだろうか」 など、あらゆるケースを想定して動くことが必要になります。
◆休むと不安
『休みは欲しいけど、休むと不安になる病気にかかります』
フリーランスになりたての時は特にそうですが
自分の限界以上に仕事を詰め込んでしまうことがよくあります。
仕事の依頼が集中した時など
今受けないと無くなってしまうのであれば
無理してでも受けようとするのが人間心理。
いつ暇になるのか分からないのであれば
稼げるときに稼ぐ。
そうして休みがどんどん無くなってしまい体調を壊してしまう事も多々あります。
人は休みが無くなってしまう不安を抱えていたとしても
暇な状態を拒んでしまうのです。
フリーランスの未来は明るい

『フリーランスとして働く方が安心安全な未来が待っています』
なぜなら、今は大企業であっても平気でリストラされる時代に突入したからです。
ここまでフリーランスの不安について見てくれた人は
フリーランスよりも会社に雇われている方が
賢い生き方じゃないかと思った人も多いと思います。
たしかに、その選択も間違いではありません。
でも今述べた不安はフリーランスになったら誰もが通る道であり
あくまでそのような感情になる可能性があるという
一般的事実について説明しただけで
会社に就職する事がベストな生き方だと言っている訳では無いのです。
ここからはフリーランスの未来について説明していきます。
◆大企業でも安定しない時代
『大企業に就職する=将来安泰ではなくなりました』 近年、大企業のリストラ増加や終身雇用制の終焉など 大企業に入ることによって得られていたメリットが無くなりつつあります。 実際に某大手企業では黒字で過去最高の収益を記録したのにも関わらず 45歳以上は全員リストラに踏み切りました。 また、日本のTOP企業は次々に終身雇用制には限界があると明言し 新卒採用からキャリア採用へと移行しています。 今までも時代の流れの中でリストラや会社の制度が変わる事は多々ありましたが 今回注目すべきポイントは黒字で儲かっているのにも関わらず リストラしているということです。 ・AIによって人を雇うよりも効率的に生産性を上げることができること ・使えない人材は容赦なく切り捨てられる時代になったこと こうした時代の変化によって会社の新陳代謝が上がり より活発に経済がまわるようになってきました。 それと同時に不必要な人材は切り捨てられ 本当に必要な人材が生き残るという ある意味健全な世の中になったとも見てとれるようになりました。 こうした背景から大企業であっても安定しない時代だからこそ 個人の社会的価値を上げて生き残る努力をしなければなりません。 フリーランスというのは、まさにその時代を表している 最強の働き方でもあるのです。
◆手に職を持つ事は最大の武器
『スキルを身につければ職に困ることはなくなります』 ここでいうスキルとはIT関連のスキルであったり AIによって代替え出来ないスキルのことをさします。 実際AIによって人間がしている仕事のほとんどが奪われると言われています。 実際に税理士や会計士のような仕事は人間がすることはほぼ無くなる為 これからそのような資格(スキル)を得ようとしている人は やめた方がいいかもしれません。 逆にIT業界はこれから急成長していくことが予想される為 ITエンジニアのようなプログラミングスキルを 持っている人は重宝されると思います。 実際に10年後には80万人も不足することが予測されています。 このようなスキルを身につけておけば将来職に困る事は無くなると同時に フリーランスになれば年収は一気に上がります。 2020年の今の段階で平均年収800万円を超えているので 人材不足になればなるほど金額は上がっていくでしょう。 フリーランスは実力があれば年収はサラリーマンに比べれば 2倍から3倍にハネ上がります。 スキルを身につければ職に困らないだけでなく 生活にも困らないようになるのです。
◆個人が企業レベルで活躍できる
『会社を作らなくても企業レベルの仕事が出来るようになります』
今の時代SNSやコニュミティなどによって
各分野のプロフェッショナルの人達と簡単に繋がれる時代です。
今まで企業のように大きな組織じゃないと出来なかった事も
個人が人とお金を集めて大きなプロジェクトを
成功させることが出来るようになりました。
だから会社というものを作らなくても
自分の想いに賛同してくれる人たちと一緒に
好きな仕事を好きな時に個人の領域を超えて仕事が出来るのは
フリーランスの特権だと言えます。
クラウドファンディングやインフルエンサーとなって
個人が億レベルで活動しているのは今の時代「普通」です。
フリーランスを目指して人生を変える

このようにフリーランスになることはいろんな不安と向き合わないといけませんが
それ以上のメリットがあることも事実です。
時代の流れから考えても、どうせ企業が守ってくれないのであれば
フリーランスとして働けるぐらいのスキルを身につけた方が
これからは賢い生き方になってくると思います。
少なくとも完全に企業に依存して45歳でいきなりリストラされることを考えたら
どんな状況になったとしても個人で稼げる準備はしておいた方がいいでしょう。
「そんなこと言っても自分にそんなスキルなんて無い」
と思う方もいるかもしれませんが、意外と皆自分の市場価値を知らない人はたくさんいます。
今まで積み重ねた経験は、もしかするとフリーになると重宝されるかもしれないのです。
これから社会人になる人や今すでに社会人として働いている人も
この現実を真摯に受け止めてフリーランスを目指してみてはいかがでしょうか。