「フリーランスになってから
仕事を入れすぎてしまう」
フリーランスとして活動するようになってから
スケジュール管理が上手くいかずに悩んでいる人は意外とたくさんいます。
自由に仕事を調整できるのにも関わらず
「仕事が無くなってしまうんじゃないか」
という不安から通常よりも1.5倍~2倍の仕事を入れてしまい
結局会社員時代よりもいそがしくなってしまうのです。
フリーランスで成功しようと思ったらスケジュール管理が鍵となります。
本記事では上手くスケジュールを調整している人は
「どんな思考でどんなツールを使っているのか」
について深掘りしていきます。
この記事を書いている僕はフリーランス歴3年。
結婚して子供もいるので、プライベートを大切にしながら
スケジュールを立てています。
子供の行事ごとやイベントの時は休めない時は無いので
実体験をもとに解説していきたいと思います。
フリーランスはスケジュール管理(タスク管理)が成功の鍵
『スケジュール管理にはコツがあります』
スケジュールが空いたところについつい仕事を入れてしまって
休みが無くなってしまうのは無計画でしかありません。
仕事をすればする程収入が上がる分
会社員時代に比べるとお金という見返りはありますが
自由を求めてフリーランスになったのにも関わらず
時間が不自由であれば元も子もないですよね。
スケジュール管理にはコツがあり
自ら作ったルールを徹底的に守ることで
自由な時間とお金を手に入れる事が出来るようになります。
◆フリーランスは自由なようで自由じゃない
『フリーランスはスケジュール管理を怠ると仕事がなくなります』
いそがしすぎると次の仕事を入れ忘れてしまって
仕事がなくなってしまったり、納期に遅れてしまって
依頼先からの信頼が無くなって契約解除といった
最悪の事態になることもあります。
仕事がある時にたくさん受けるのは
一見先を見据えた賢い行動に見えて
長期的にみた時にフリーランスとして
活動できる寿命を短くしている行動だと思ってください。
自由に仕事が入れられる環境というのは
自分で自分のスケジュール管理が出来ないと
マイナスな方向へと進んでしまう為、注意が必要です。
◆仕事をルーティン化させて効率重視で仕事をする
『毎日のタスクを徹底的に細分化させることが大切』
朝起きてからの行動、午前中の業務
午後から夕方にかけての業務の中で
いつどこで何をするのか徹底的にスケジュールに書き込んでいきます。
多くの人が仕事が長引いてしまう原因として
次に何をするのか考えている時間が長かったり
あれもやってこれもやってといったようにマルチタスクになりがちです。
午前中はコレ、午後からはコレと行う業務を決め
ルーティン化させて全力で集中することで効率は一気に上がります。
まずは一週間の中で毎日する業務を決めて
一カ月単位で見た時に月初や月末の業務を整理する事から始めてみてください。
◆スケジュール管理をする為に必要な3つのツール
『Googleカレンダー、Evernote、togglの3つを使って効率良く仕事をしましょう』
・Googleカレンダー
⇒このツールを使っている人はたくさんいると思います。
シンプルで使いやすく、いろんなサービスと連携できたり
PC、スマホどちらでも管理しやすいのが特徴です。
視覚的にいつどんなスケジュールが入っているのか感覚的に分かる為
基本Googleカレンダーを使って業務を把握するといいでしょう。
・Evernote
⇒このツールもわりとメジャーですね。
これもPC、スマホどちらでも確認できるメモツールとして使用します。
デイリー、ウィークリー、マンスリーで行うタスクを分けたり
急遽入った仕事もメモして把握する事もできます。
・toggl
⇒このツールは作業時間が計測できます。
これによってどの作業にどれだけ時間がかかっているのかが
把握できるようになります。
細かくタスクに落とし込む時の時間配分には
このツールが必須です。
作業時間が分かれば、時間短縮への意識も高まり
生産性を上げるツールとしても役立ちます。
これら3つを活用しながら
徹底的にルーティン化させたタスクをスケジュールに落とし込む。
それが出来ていなかった人は、まず上記の作業を試してみてください。
スケジュール管理が重要な理由【仕事量と働き方を調整しましょう】
『仕事を入れない基準を持つことが大切です』
「仕事をどれくらい入れるのか」を基準にするのではなく
「仕事を入れない」基準を持つ事を最優先にする事で
自然に仕事をセーブ出来るようになります。
スケジュールの立て方が分かれば
あとは仕事の入れ方と働き方を調整するだけ。
ルールを決めて徹底的に守る事でスケジュール管理は大きく改善されます。
◆スタートと定時の時間を決める
ルーティンを守っていれば
相当なイレギュラーが無ければ定時の時間を超える事はありません。
むしろ、イレギュラーが起こる事も想定して
フリーの時間もルーティンに入れておくといいでしょう。
多少仕事が残っていたとしても、時間になったら仕事を切り上げます。
次の日にまわせる業務であれば持ち越して
次の日のフリーの時間にその余分な業務を終わらせることが大切です。
そうする事で仕事終わりのプライベートの時間を確保しましょう。
むしろ、夜中まで仕事が終わらないのであれば
仕事の量を見直した方がいいと思います。
もし、収入が足りないのであれば
どうしたら短時間で高収入を得られるのかについて
考える必要があるかもしれません。
◆マイルールを決める
『マイルールを決める事は重要です』
例えば「土日祝は必ず休みにする」であったり
「木曜日はお昼には仕事を切り上げる」であったり
自分の状況や希望を先に決めておかないと無限に仕事を入れてしまいます。
そうならない為にマイルールを決めて
それを基準に仕事を入れるようにする事で
仕事量と働き方が調整されるようになります。
フリーランスは仕事量を減らす事から考える
以上がフリーランスとして働く人の為のスケジュール管理の方法です。
会社員時代とフリーランスとの大きな違いは
仕事を減らす事から考えるところでしょう。
決められた業務を組み立てる会社員に比べて
自分自身で業務量を調整できるフリーランスは
考え方を切り替えなければなりません。
マイルールを決める
↓
タスクを細分化する
↓
デイリー、ウィークリー、マンスリーに分ける
↓
ツールを利用して見える化する
↓
ルーティン化したタスクを実行する
この流れで進めれば仕事とプライベートを
上手く分ける事が出来るはずです。
仕事のやり方はそれぞれに合った方法やツールがあると思いますが
どうしたらいいか迷っている人は参考にしてみてください。