落書きをした経験は誰にでもあると思います。
授業中であったり、家に返ってノートに好きな絵を描いたり
落書きをする事は当たり前に日常のことでした。
一見無駄に想える落書きは
あらゆる研究によって人間に様々な効果をもたらしてくれる事から
仕事や勉強において必要なものという見方もされるようになりました。
本記事では、そんな落書きの驚くべき効果について
詳しく解説していきたいと思います。
落書きの驚くべき効果【授業中の落書きは無駄ではなかった】
![落書きの驚くべき効果【授業中の落書きは無駄ではなかった】]()
『落書きは緊張をほぐし、感情表現を豊かにしてくれます』
学生時代、落書きをしていた時間を思い出してみてください。
ほんの少しだけ描こうとしただけなのに
時間を忘れて完成するまで没頭した記憶はないでしょうか。
パラパラ漫画などを一生懸命完成させようとした人もいるかもしれません。
この時間は緊張とは正反対で
非常にリラックスしている状態である事がわかっています。
その時の感情は、そのまま絵に反映されることが多く
落書きをする事によって感情表現も豊かになると言われています。
落書きにはなぜ、そのような効果があるのか。
他にはどのような効果があるのかについて深掘りしていきます。
■脳の動きが活発になる
『落書きによって血流が活発になる事がわかっています』
血の巡りが良くなると共に脳の動きも活発になる事によって
集中力がアップして仕事や勉強の生産性も上がります。
落書きは美術の授業のように
上手い下手関係なく、自由奔放に好きな絵を好きな場所に好きな大きさで描ける為
描いている時間はストレスが無くなります。
それによってマイナス思考になりにくく
ポジティブな発想や考え方へと変化しやするなるそうです。
もし授業中や仕事中にどうしても眠たくなったり
嫌な事があって気持ちが落ち着かない時は
一度落書きをしてリセットしてみるのも一つの方法かもしれません。
■落書きをおすすめする理由
『落書きをするだけで能力がアップします』
具体的にどのような能力の向上が見られたのか
下記にまとめてみました。
・問題解決能力が上がる
・記憶力が上がる
・認知力が上がる
・注意力が上がる
・発想力が豊かになる
・ストレス軽減
・リラックスできる
・ポジティブ思考になる
・血流アップで免疫力もアップ
・仕事や勉強の生産性が上がる
このように落書きをする事によるメリットはたくさんあります。
でも、落書きをしていると授業の内容を聞き逃してしまったり
仕事でサボっていると思われると心配になる方も多いと思います。
でもご安心ください。
ノートにがっつり本気の落書きをしなくても
1~2分だけでもいいので、丸をひたすら書いていくだけでも
効果があると言われています。
実際の研究結果で、落書きをしたグループとしなかったグループとでは
しなかったグループの方が成績が落ちたという研究結果もあります。
落書きで楽しみながら成績を伸ばせるのであれば
こんな嬉しい事はないと思います。
落書きを利用して記憶力や創造力を大幅アップ
![落書きを利用して記憶力や創造力を大幅アップ]()
『意味の無い落書きよりも意味のある落書きで効果を倍に出来ます』
記憶力をアップさせる為には
絵と文章を掛け合わせると良いと言われています。
具体的には、文章の内容に合わせた絵を描くと
文章だけで覚えるよりも記憶の定着率が高まります。
テストの時にも文章を見ただけで
視覚情報として記憶に残っている為、思い出す確率も上がるのです。
また、落書きにストーリー性を持たせると創造力がよりアップします。
パラパラ漫画などをイメージしていただくとわかりやすいのですが
パラパラ漫画では少ないコマ数で起承転結を作らなければならない為
思っている以上に創造力を使う作業となります。
こうした2つの方法によって、普通に落書きをするよりも
記憶力と創造力という能力を向上させることが出来るようになります。
仕事や学校でストレスが溜まっていたり
生産性が落ちている人は、是非一度落書きを意識的に試してみてください。