「自然 -nature-」
という作品は、飾る人に生きる力強さを与えたいと願いながら描きました。
火と左右で色の異なる大陸とそれを覆うようにそびえたつ樹。
自分自身が持っているイメージに人が見て心地良い構図。
立体的に描きながらも平面に見える場所を残すなど
不思議な世界観が熊内孝之の絵の特徴です。
見る人の生きる力を与えたいと想いながら描いた作品は
飾る方角によっても効果が変わります。
本記事では、この「自然 -nature-」という絵を
どのような想いで描いたのか、どのような意味があるのか
どの方角に飾れば運気が上がるのかについて詳しく解説していきます。
火が持つ力
![火が持つ力]()
『火は文明の象徴であり、生活を豊かにする恵みとなります』
火は動物の中で人間だけが使う事ができるものです。
火を扱えるだけの知能を持っている事で
戦闘力の低い動物でありながら生態系の頂点に立つ事ができました。
火によって寒い冬も乗り越える事ができ
火によって食べ物を安全に調理する事ができ
火によって剣や槍などの武器を手にする事ができました。
火は今もなお人々の生活を豊かにし
文明を築く為に必要不可欠なものとして存在しています。
そんな力を持った火は絵の中で
大陸を覆い、守るように渦巻いています。
自然の力でありながら、不自然な力とみることができたりと
両方の面を持っている不思議な力です。
火は今持っている潜在的な力に
勢いを与える意味でも描いていて
さらなる飛躍も表現しています。
太陰太極図をイメージした大陸
![太陰太極図をイメージした大陸]()
『大陸は人間、太陰太極図で心の不安定さを表現』
すべてのものは陽と陰の要素を持っていて
その不安定なバランスを保ちながら世の中に存在しています。
大陸は光で照らされれば陽になり
照らされなければ陰にもなります。
太陽によってどちらが陽か陰かは変化し
誰しもが両方の面を持っていて
それは環境や状況によって変わるという事です。
人間は生きていく中で変化し続け
良い面もあれば悪い面もあり
環境によっても見え方が変わり
陽と陰の両方のバランスを保たなければなりません。
勾玉のように重なり合う大陸は
そんな不安定な人間の心と重ね合わせて描かれています。
力強くそびえたつ樹
![力強くそびえたつ樹]()
『不完全な人の心を守るように上へ伸びていく樹は成長を表現』
大陸を守るように根をはり、そびえたつ樹は
どんな状況でも力強く上へ上へと成長していく様を描いています。
火は外からの攻撃を守り
人間という不安定な生き物を覆うようにして守る自然の偉大さ。
自然の力を借りなければ
人間は知恵を使う事もできず
文明を発達させる事もできません。
両方が重なり合い、支え合う事で共に成長していくべき存在です。
いつも守られてばかりではなく
これから手を取り合い、自然と共有していく未来こそ
世界中の人達が考えなければならないこと。
地球温暖化や有限である資源がなくなりつつある今
人間の知恵を絞って新たな未来を築いていきたい。
そんな願いが込められています。
飾ると運気が上がる方角

『南は火の気によって人気運、東は木の気によって仕事運がアップします』
家の南側に赤を基調にした絵や樹や森が描写された絵を飾ると人気運が上がります。
また、家の東側に樹の絵が描かれた絵を飾ると
健康運がアップしたり、仕事運がアップすると言われています。
南東は金運アップに効果的だったりと
東、南東、南のどこかの方角で飾れる場所があれば
その方向に飾るようにしてみてください。
絵そのものには込められた想いがあり
それだけでもパワーを持っていますが
飾る方角によってプラスの効果もありますので
もし、この絵を気に入ってもらえたらコチラの記事をご覧ください。
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