このようにNFTという言葉が社会的に浸透してきて
これから当たり前になっていくであろう仕組みだけど
なんだかよくわからない・・・
という人はまだ意外とたくさんいると思います。
この記事では、そんな方の為にNFTとは何か
アートとの関係性も交えながらわかりやすく解説していきます。
NFTとは何か?
![NFTとは何か?]()
1.NFTとは何か?
『NFTとは所有者を特定できるコピーできないデジタルデータのこと』
今までのデジタルデータと言われる
インターネット上に存在る画像やデータは
コピーできて当たり前でしたよね。
でも、それを
・偽造できなくする
・鑑定書や証明書がつく
ことを可能にしたのがNFT。
※ちなみに正しい名称は
「Non Fungible Token(非代替性トークン)」
と言います。
それによって現物の絵画ほどの資産価値は
ないと言われてきた時代から
デジタルデータであっても同等の価値を持つ
時代へと一気に変わりました。
◆NFTはなぜ画期的だと言われているのか?
◆NFTはなぜ画期的だと言われているのか?
『ブロックチェーンが世の中の仕組みを変えた』
ブロックチェーンという仕組みの特徴は
改ざんが困難、システムダウンしない、消去負荷、分散不可
と言われていて、仮想通貨の取引にも利用されています。
これらは書き換えのできない記録として残すことができる為
あらゆる産業において実用化されようとしている技術です。
そのブロックチェーンによって
デジタルアート、マンガなどの作品に価値を持たせ
今までにない新たなフィールドが生まれるきっかけとなり
世の中になくてはならない存在になると考えられています。
◆NFTの特徴
『NFTの特徴を知れば可能性が広がる』
デジタルデータ自体に別の付加機能をつけることができ
その代表的な機能の一つにプログラマビリティというものがある。
まったく聞きなれない言葉ですよね。
デジタル上の売買では一度購入されれば
製作者には、そのあとどれだけ売買されようと
一銭も入ってきませんでした。
それが、二次売買でも三次売買でも
創作者に手数料が入るようにプログラムできるようになります。
また、国のルールなど関係なく取引可能となり
国内だけでなく海外とも簡単にやりとりできるようになるといった特徴もあります。
NFTはこれから一般でも使用されるようになり
身近な存在として簡単に利用される事が予想されているので
今後の動きには常に注目していた方が良さそうです。
NFTとアートの関係性
![NFTとアートの関係性]()
『NFT市場はこれからも拡大し続けます』
デジタルアートに唯一性を持たせるNFTは
デジタルアートを取り扱っているアーティストが
今は少なくはありますが
これからさらに参入してくることが予想されます。
メリットを知り、誰でも簡単にNGTに着手できる環境が整えば
実物よりもNFT作品のほうが多くなる時代になるのは
そう遠くはないでしょう。
ただ、まだまだ新しい技術であることは事実なので
法の整備によって制限が加えられる可能性もありますし
作者と偽って販売するという犯罪も増えてくるかもしれません。
それでもNFTなしの世の中は考えられないくらい
これから普及していくのは確かなので
早い段階からNFTアートについて勉強しておくことは
今後のアーティスト活動に大きな影響を与えることになるでしょう。