「画家ってコミュニケーション能力が
高くないといけないの?」
画家として活動している人は
コミュニケーションが苦手な人が比較的多いと思います。
誰かと協力しながら描く事は基本的にはなくて
絵を描いている時は自分自身との対話となります。
でも、個展を開くと来てくれた人と会話をしなければいけません。
絵の魅力を伝えて、気に入ってもらえるように
上手く会話ができないと絵が売れないんじゃないか…
そんな悩みを抱えている人の為に
本記事では画家にはコミュニケーション能力が必要なのかどうかについて
詳しく説明していきます。
ちなみにこの記事を書いている僕は芸術関係で起業して3年。
画家としても活動をする中で絵を売る難しさも経験しました。
そうした実体験からリアルな声をお伝えしていきたいと思います。
画家にコミュニケーション能力は必要?【会話が苦手でも大丈夫】

『コミュニケーション能力が高ければ絵は売れます』
なぜなら、歴史上ピカソがそれを証明してくれているからです。
ピカソがどのように絵を売っていたかは
「ピカソから学ぶ現代に活かせるビジネススキル【本質は今も昔も変わらない】」
コチラの記事で詳しく解説していますが
ピカソは絵を売るスキルが他の画家よりも飛び抜けていました。
彼は人の心理を理解し、それを利用する事で絵を販売していたのです。
芸術の世界では死んでから有名になる人も少なくありません。
自分だったら生きているうちに評価してほしいと誰もが感じるはず。
でも、今の時代であれば昔に比べると絵を売るハードルは下がっています。
コミュニケーション能力が高くなくても
人と話す事が苦手な人でも問題ありません。
その理由について今から解説していきます。
コミュニケーションの種類
![コミュニケーションの種類]()
『コミュニケーションニにはオンラインとオフラインの2種類があります』
一般的にはコミュニケーション能力というとリアルの世界で
対人と接する能力をイメージしますが
オンライン上での文字のやりとりも立派なコミュニケーションです。
まずは、この2つの特性を理解していきましょう。
◆オンライン上のコミュニケーションスキルが重要
『会話が苦手でも心配いりません』
オンライン上のコミュニケーションで思い浮かべるのが
SNSやブログ、YOUTUBEといったメディアだと思います。
これらはすべて文字や映像を利用して「価値」を伝える事が出来ます。
実際に人と会って話さなくても
すべてネット上で完結させる事ができるのです。
一見、簡単そうに見えるのですが
オンライン上でのコミュニケーションスキルはとても難しいものです。
なぜなら、オンラインでは何かを伝えようとする時に
自分の言葉が読み手に伝えきれず一方通行になってしまう事が多いからです。
文字や映像で何かを発信する時は
目の前に誰かいる訳ではないので、ついついその「誰」を想像せずに
独りよがりの文章を書いてしまう人がたくさんいます。
オンライン上であったとしても
伝えたい「誰か」を想像してメッセージを送る事が必要となってきます。
「結局コミュニケーションスキルが必要なんだ…」
と落胆する人もいるかもしれませんが
オフラインのいいところは
「何回でもやり直しがきく」というところです。
オフラインのように一発勝負の世界ではないので
文章を書いては読み直して、訂正してを繰り返す事で
自分だけの力でオンライン上でのコミュニケーション能力を高める事ができます。
これさえ磨けば、自分自身の価値を上げて
絵の販売へと繋げていく事が出来るようになります。
◆オフラインのコミュニケーションスキルは必要ありません
『人前で話せなくても大丈夫です』
なぜなら、オンラインであなたの価値を伝えておけば
わざわざオフラインでリアルに会った人にもう一度伝える必要はないからです。
例えば、個展を開いて実際に見に来てくれた人と話す時も
あなたに興味を持って来てくれる人がほとんど。
オンラインであなたの価値や人柄、どんな想いで絵を描いているのかなど
事前に見て理解してくれる人を集客できていれば
コミュニケーション能力が高く無くても絵は自然と売れていきます。
今の時代に重要なのはオフラインのコミュニケーションスキルよりも
オンラインでのコミュニケーションスキルを伸ばす方が最優先となります。
現代の画家が絵を売る為の戦略
![現代の画家が絵を売る為の戦略]()
『ライティングスキルを身につけましょう』
先程も述べたように
絵を売る為にはオンライン上であなたの価値を伝える必要があります。
そして、その為には魅力的な文章を書く為のライティングスキルが必要となります。
詳しい内容は、また別の記事で説明していきますが
・ライティングスキルを身につける事
・集客用導線をオンライン上で作る事
この2つを作る事が大切になってきます。
何もかもがデジタル化している時代であっても
人と人との繋がりが無くなる事はありません。
むしろ、これからAIによってロボットに出来る事と人間に出来る事が整理され
両極端な世界になっていく事が予想されます。
そんな環境の中でコミュニケーションという部分は人間にしかできない事であり
そうした世界になる事によって人間が最終的に求める部分でもあります。
だからこそ、あたなという価値をオンラインでまず発信して
そこからオフラインであなたと会う事にさらに付加価値をつける必要があります。
そうして両方での経験を積んでいく事で
自然とオンラインでもオフラインでも
コミュニケーション能力が自然と上がってきます。
現代の画家はこの恵まれた環境をフル活用できれば
無名であったとしても絵を売る事は難しくありません。
コミュニケーションについて悩んでいる人にとって
この記事が少しでも参考になっていただければ嬉しく思います。