「絵を描いて生活したいけど
周りから反対されている」
絵が好きで将来画家になりたいけど
日本で絵を描きながら生活できる保証は無いという理由から
親から反対されたり収入面で不満や不安を
感じている人はたくさんいると思います。
現実問題として日本で画家は安定した職業ではありません。
でも、海外では画家(アーティスト)は職業として成り立っています。
日本はただアートの文化が無いだけで
これから脚光を浴びることだって十分に考えられる職業だと僕は感じています。
本記事では時代の流れと共に変化している画家の可能性について解説していきます。
ちなみに、この記事を書いている僕はアートで事業を起こして3年。
絵画のインテリアを販売するなど絵に携わりながら仕事をしてきた為
実際の経験や勉強してきた事を元にお話ししていきたいと思います。
画家という職業の可能性
『日本では画家という職業はまだまだ認知されていません』
現在はまだ画家という職業が日本ではマイナーであるという事を
前提として話を進めていきたいと思います。
自分の周りに画家として絵を描いているだけで
生活できている人はどれくらいいるか考えてみてください。
おそらく0人。いても1人とか2人くらいではないでしょうか。
多くの人は本業の隙間時間に絵を描いて生活していると思います。
現状だけで言うと画家という職業は
生活や稼ぐという部分だけで見ると魅力的には感じられないかもしれません。
それでも画家はこれからの起こりうる未来を想像した時に
魅力のある職業へと変わっていきます。
◆画家は0→1を創ることが出来る職業
『画家は誰にでもなれます』
なぜなら、アートは自由だからです。
感性は人それぞれ違っていて
生み出される作品にまったく同じものは存在しません。
絵のタッチ、構図、配色、すべてにおいて出来上がった作品は
あなただけの作品となります。
それは0→1を創りだす事に繋がります。
正確には作者の経験や考え方、今まで歩んできた人生が
作品として形作られていくものなので
0→1という表現は正しくないのかもしれませんが
限りなくそれに近い形で作品を生み出される事はたしかです。
単純に絵が上手いから価値がある訳ではない部分が
アートの魅力でもあります。
◆投資として注目を浴びている
『500万円で購入した絵が5億円になる事もあります』
アートは昔から投資としても富裕層から注目されています。
希少性という観点からもともと高額な値がつく作品もあれば
有名人がコレクションしているという理由から
高額な値がつく場合もあります。
けして安い金額ではありませんが
上がり幅は他の投資に比べると桁違いです。
価値のあるアートを所有するのは
基本的にお金を持っている人を対象にしています。
それは創る側からすると夢のある話でもあります。
◆豊富な種類のアート作品を販売できる
『作品を描く度に資産が増えていきます』
絵は1枚描くと、それを利用して様々な商品を作る事が出来ます。
ジークレー印刷でリアルな複製画を作成したり
キャンバスとして販売、Tシャツ、マグカップなど
様々なものに変える事が可能です。
それはいろんな人の需要にこたえる事でもあり
数が増えれば増える程、その確率は上がっていきます。
「あなただけの商品を持つ」
それはこれからの時代に必要不可欠なツールとなるはずです。
AIが発達した未来の画家の立ち位置
『AIの発達が画家にとっては追い風となります』
なぜなら、ほとんどの職業はAIによって奪われる中
画家はAIに代用されない職業の一つだからです。
人間が持っているイメージの世界を具現化させる能力は
人工知能には真似できません。
写真のようにリアルな絵をAIが模写出来たとしても
それは一概にもアートとは呼べないものになります。
また、アーティストが持っているアート思考は
ビジネスの世界でも注目されていて
世界中の企業や教育機関がアートの重要性に気付き取り入れています。
アート思考については「アート思考(アートシンキング)ってなに?
【ビジネスに活用する方法を徹底解析】」で詳しく解説しています。
こうした背景からもアートを今の段階から学び
その世界で活躍している人達は一気に立ち位置が変わる可能性が高く
絵を描くだけで生活出来る人達が増える事が予想されます。
だから画家になりたいと思っている人
もしくはすでに画家として活動をしている人は
未来への先行投資をしていると思ってください。
画家として自分の作品を生み出し
独自の商品を創りだすビジネススタイルは
これからの時代に必ず必要となります。
今回お金や生活という観点からお話ししましたが
画家になるという人はもともと絵が好きで
お金に執着が無く、心から絵を楽しみたいという人の方が多い業界です。
だからこの記事を見て不快に感じられた方もいるかもしれません…
でも、中には生活という部分をマイナスに捉えてしまう人もいる事を知り
この記事を書こうと思いました。
もし今画家になる事に悩んでいる人がいて
この記事を読む事で夢に向かう背中を
押してあげられるのであれば嬉しく思います。