画家に向いている人向いていない人の特徴【画家を目指したい人が最初に読む記事】

画家に向いている人向いていない人の特徴【画家を目指したい人が最初に読む記事】art
「画家の向き不向きについて
教えてほしい」
「画家になりたいけど
向いてない気がする…」
画家を目指している人は何回も挫折を繰り返しているうちに
「本当に自分は画家に向いているのだろうか?」
という疑問を抱く事が必ず1回はあります。


自分を見失い画家という道を閉ざしてしまう人も少なくありません。
また、周りは社会人として働いている中
自分は画家を目指していいのかと悩む人もいます。

そうした人達の為に画家に向いている人向いていない人の特徴をまとめてみました。

この記事を書いている僕は芸術関係の仕事をしながら
自らも画家として活動していますので
実際に自分自身でも感じた画家の向き不向きについて
詳しく解説していきたと思います。

画家に向いている人の5つの特徴

『ほとんどの人は画家に向いていません』


画家は特殊な職業です。
絵が下手だから売れないというわけではなく
逆に上手だから売れるというわけでもありません。

芸術の世界は感性の世界。

普通の感覚とは少し違った感覚を持っている人が
画家として活動を続けていく事ができ、世間から評価される職業だと
自分自身が活動していく中でも強く感じました。

そうした特殊な世界で活躍できる人はほんの一握り。

画家に向いている人というのは数少ない存在であり希少であると考えられます。

なので、今から説明する5つの特徴に当てはまれば
「自分は画家に向いているかも…」と自信を持って活動していただけると思います。

◆黙々と描き続けられる

『画家は孤独との闘いです』


画家は一人で黙々と描き続ける時間が長く
誰かと話すといったコミュニケーションをとる機会は少ない為
作業中は孤独になります。

そんな状況であったとしても
描いている時は時間を忘れて集中できる人は
孤独との闘いの時間ではなく
自分との対話の時間となります。


そうした時間へと変換できる感覚を持っているのであれば
絵描きとして仕事を続ける事は困難にはなりません。

◆感受性が強い

『敏感にいろんなことに気付ける人はアイデアが尽きません』


感受性が強いと、それだけでいろんな刺激を受け
心が他の人よりも揺れ動く回数が多いので
インプットの量が感受性が低い人に比べるとケタ違いに多くあります。


画家は自分の中にある感情をアウトプットする事で
メッセージ性のある作品を生み出す事ができる為
感受性が強すぎると生きにくくなることもありますが
画家としては必要不可欠な能力であると言えます。

◆自分自身と向き合える時間が長い

『ものごとを深いところまで考えられる事は才能です』


人は自分が思っている以上にものごとを深く考えていません。

「周りがそうしてるから…」「それが常識だから…」
そうした言葉が自然に出てくるくらい
「なんでそうなっているのか?」
と当たり前の事に目を向けて深く考えた事がある人は多くはないと思います。

「なんで海は青いのか」
「風が吹くと気持ちいいと感じるのか」
「なんの為に生きているのか」

こうした誰も考えないような当たり前の事や素朴な疑問に対して
自分自身と向き合い答えを探す事によって
普通とは違う考え方に辿り着く事ができ、それが作品の深みに繋がります。

◆「こだわる」ことができる

『魂は細部に宿ります』


自分の作品に魂を込めて、とことんまで「こだわる」ことができる。
それはどんな職業であっても当てはまる事ですが
それが出来なければ、誰にも何も伝わりません。

「魂は細部に宿る」という言葉があるように
人間はなぜかそれを感じ取る事ができます。

途中まで一生懸命描いたとしても
最期の最後手を抜いた作品の魅力度は大きく異なります。


「こだわる」ことができなければ
画家には向かないと思っていた方がいいでしょう。

◆探求心があり努力家

『変化し続ける事は基本中の基本です』


人間は探求心があり努力を怠らなければ
果てしなく成長できる生き物です。

逆に現状維持を求めれば退化してしまう生き物でもあります。

常に何か新しい事に挑戦して
自身のスキルを磨いていく事ができなければ退化しているのと同じ。


自分の中にある表現する力を進化させようと努力する事は
画家としてというだけでなく、人間として必要な能力であると言えます。

画家に向いていない人の3つの特徴

『覚悟を決めなければ画家としての活動はできません』


未来が見えないと漠然とした不安が自分自身を襲ってきます。

現実問題「描く事が好き」だけでは画家として活動を続ける事は困難ではあります。
でも、根本として「描く事が好き」だけでもないと活動を続ける意欲も湧きません。

画家に向いている人は、損得勘定抜きにして
絵に情熱を注げるかどうかが非常に重要になってきます。


画家としての現実を知った上でも
覚悟と情熱を持って活動出来る人が生き残る事が出来る世界です。

◆結果を気にしすぎる

『結果が出ずに苦しむ時間はもったいない』


芸術の世界は運やタイミングといった要素も少なからずあり
コンテストに出品して結果が出なくて落ち込んでしまったり
絵が1枚も売れずに悩んでしまう人はたくさんいます。

でも、そんな時に原点を思い出して
「自分がなんのために絵を描いているのか」
もう一度降り返ってみてください。

結果を気にし過ぎて、自分が本当に表現したいことや
伝えたい事がブレてしまっては芸術家として
活動している意味がなくなってしまいます。

◆周りの目を気にする

『周りの目を気にする人は自分の作品に集中できません』


画家を仕事として活動していくと
周りの友人や家族から最低1人は否定してくる人がいます。

その否定をまともに受けてしまったり
周りからの意見によって活動の方向性が変わってしまうと
自分の作品ではなく周りの人に合わせた作品となってしまいます。

人の話を聴くのは大切な事ですが
それによって自分の芯の部分が無くならないように
気をつけなければなりません。

◆お金でしか成功をはかれない

『明日が待ちきれないくらいワクワク出来る人が成功者』


お金は大切です。
画家として活動する上でも一つの指標となります。

ただ、お金でしか成功をはかれないのであれば
画家ではなく別の仕事についた方がいいと思います。

画家を目指した根底には
「絵を描く事が好き」という感情があったはず。

描く時間が足りないと思うくらいの気持ちで創作活動に望める人でないと
画家として活動し続ける事は難しいでしょう。

挫折したり葛藤する事はあって当然。

でも、その気持ちがお金に対してだけなのであれば
画家には向いていないのかもしれません。

画家を目指す事で可能性が広がる

『画家という職業がなくなる事はありません』


戦争が起きても、内乱があっても、飢餓で苦しんでも、天災があっても
芸術がこの世界から消える事はありませんでした。


これからAIによって時代が変わろうとしていますが
画家という職業がなくなる事はありません。

なぜなら、AIに画家が代用される事はないからです。
人間にしか出来ない数少ない職業だと言えます。


何百年も前の作品に今の人達は心動かされます。
それは今の作品も何百年先まで残り
誰かの心を動かす可能性があるという事でもあります。

少なくとも今している活動は誰かの勇気となり笑顔の手助けになっているはずです。

そんな素敵な職業は他にはないと心から思えたら
画家という職業に誇りを持って取り組めると思います。
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