「画家になる人って
変人が多い気がするけど気のせい?」
「絵描きは普通の人に比べて
感性が違うって本当?」
周りにいる画家と呼ばれる人達の発言と行動は
一般的な人達と比べると独特で着眼点が異なる事が多い。
おそらく、これは画家に限らずアーティストと呼ばれる人達は
感性を武器にして世に発信している為
そのような特徴を持っているものと思われます。
そんな絵を描いている人達には、なぜ変人と呼ばれる人が多いのか?
どのような部分が異なるのかについて深掘りしていきたいと思います。
絵描きには変人が多い?【画家を目指す人は感性が違う】
![絵描きには変人が多い?【画家を目指す人は感性が違う】]()
『画家になりたいと思う時点で少数派』
世の中にはものすごい数の職業があり
普通は就職活動をして大手の企業であったり
興味のある業種に絞って入りたい会社を選定していきます。
でも、プロの画家になって生計を立てていこうと考える人は少なく
その考えに至る前に現実を見て諦めてしまう人がほとんど。
そんな中、画家になろうと決心すること事態が珍しく
確実に少数派の中に入ります。
つまり多くの人が選ぶであろう道から外れている時点で
多くの人とは違う考え方や感性を持っていて
それを貫き通すだけの強い心を持っている
もしくは強い心を持っていなくても
無関心力が高い人である事は間違いありません。
絵描きに変人が多いと思われる大前提として
そうした背景があるのだと思われます。
画家が変人だと思われる3つの理由
![画家が変人だと思われる3つの理由]()
『画家になる人にはある共通点があります』
人には必ず向き不向きがあるように
画家に向いている人、向いていない人はきっぱりと分かれます。
それについて詳しく書いている記事はこちら。
「画家に向いている人向いていない人の特徴
【画家を目指したい人が最初に読む記事】」
絵が好きだから画家になりたいというのはベースとしてありながらも
普通の思考や行動では継続する事はできません。
今から説明する3つの特徴がある人が
画家になれる可能性が高いと思います。
◆こだわりがすごい
『画家になれる人は一切の妥協を許しません』
動物を描いていたら毛並み一つ一つにこだわりがあったり
植物を描いていたら光の当たり方や枝や葉の角度を何回も調整したり
普通ならそれなりに描けたらいいと考える部分に
何時間、何十時間もかけられてしまうのが画家です。
全体のバランスを見て何回も描き直す事もあります。
思った色が出なければ、その色に近づくように何回も重ね塗りをします。
このように、普通なら「これでいいや」と思うレベルの物を描いていたとしても
自分のイメージしていた物と違えば0点だと考えてしまうのです。
こうしたこだわりが尋常では無い事が画家の特徴だと言えます。
◆見ている視点が人と違う
『見えている部分以上に見えていない部分にも注目します』
なんでこの絵をこの色合いで描いたのか
この建物の絵の裏側にはどんな世界が広がっているのか
どんな想いを込めてこの絵を描いたのか
などと言ったように、表面的に見える部分だけでなく
その裏側にまで視点を広げて見る癖があります。
映画を見ても「あのシーンすごかったね」という率直な感想より
「あのシーンをあのアングルから引きで撮影しているのに感動した」
といったような、よくわからない感想を持っている事が多く
共感が得られない事から「変わっている人」と思われてしまう原因となっています。
◆集中力が高すぎる
『一度作業に入ると集中し過ぎて周りが見えなくなってしまう』
スポーツ選手がゾーンに入るのと同じように
画家の人達も食べる事や寝る事も忘れて
ひたすら長時間、我も忘れて描き続ける事があります。
そうした人並以上の集中力を持っている事から
集中している時は誰かに話しかけられても気づかなかったり
描き続けられる事が理解できなかったりする事から
変人だと思われる事が多いのではないかと感じます。
絵描きは環境で得もするし損もする
![絵描きは環境で得もするし損もする]()
『協調性を重要視する仕事には向きにくい』
このような特徴を持っている画家の人達は
本業を持ちながら画家としての活動を
同時並行している人も少なくないと思います。
個人プレーで業務を進める事ができる環境であれば
こうした特徴を持っている人は成果を出しやすいと言えます。
ただ、逆にチームワークを重要視して進める仕事に関しては
個人プレーをしてしまうと非難を浴びる的となってしまいます。
誰かに合わせる事によって
せっかくの長所であるこだわりであったり
人と違う感性が失われる可能性もあります。
もし、本業もしながら画家という職業を目指しているのであれば
働く業種は考えた方がいいかもしれません。
日本では協調性を大事にして
多数の意見を尊重しながら物事を進める傾向がありますが
これからの時代は独自の感性とアイデアで
勝負していかなければならない時代です。
そうした背景からも画家がこれから必要とされる
仕事であるという事がわかると思います。
この記事を読んで、少しでも画家に向いているかもと思う人は
その特徴を長所として伸ばしていく事をおすすめします。