「自己管理って難しい…
みんなどうやってるんだろう?」
コロナの影響によって「リモートワーク」という働き方にシフトし
戸惑っている方も多いはず。
今までとは異なる働き方で慣れない事が多く
仕事に集中できなかったり、環境が整っておらず
逆に生産性が下がる人もいると思います。
環境の変化によっていろんな悩みや疑問を抱えている人達の為に
リモートワークについてメリットやデメリット
働き方について詳しく解説していきます。
リモートワークのメリット・デメリット【在宅勤務の落とし穴】
![リモートワークのメリット・デメリット【在宅勤務の落とし穴】]()
『リモートワークとは従業員がオフィス以外の場所で働く就業スタイルです』
ITが発達して環境も変化した事で
わざわざ満員電車に乗って会社に出社しなくてもいい時代が来ました。
自宅やカフェで仕事ができる事を快適だと感じる人もいれば
不便だと感じる人もいると思います。
こうしたリモートで働くという状況は一時的なものではなく
今後も継続してリモートとオフィスとを
両立しながら働いていく事が予想されます。
そうなった際に「自己管理」が最も重要になり
メリハリをつけて働ける環境づくりや規則を決めなければなりません。
今までとは異なるルールで戸惑いのある状況だからこそ
しっかりとリモートワークについて理解を深めて整理しておく必要があります。
◆リモートワークの7つのメリット
『リモートワークはあらゆる無駄を排除してくれます』
いままではオフィスで働く事が当たり前の環境だった為
無駄だと思っていても従うしかなかったり
そもそも無駄にすら気付いていない人がたくさんいました。
でも、実際にリモートワークをするようになって
下記のようなメリットを感じたと思います。
・好きな時間から仕事ができて、好きな時間に休憩できる
・満員電車や通勤時間のストレスからの解放
・デジタル化による業務改善
・交通費や光熱費、残業費の削減
・遠方でも優秀な人材を確保できる
・企業イメージの向上
・離職率の低下
以上のように、新しい働き方によって
これまでどうしようもなかったストレスから解放されたり
コミュニケーションが減った事によって業務の生産性が上がった人もいるでしょう。
家で子育てや介護をしなければならない人にとっても
仕事をしやすい環境となり離職率が低下するとも考えられています。
距離という概念がなくなる為
遠方で就職を諦めていた企業に就職する事も可能となりました。
このような環境の変化によって雇用する側、雇用される側の両方が
たくさんのメリットを感じるようになったと思います。
◆リモートワークの6つのデメリット
『リモートワークの一番の課題は管理体制になります』
急な環境の変化によって、管理体制やシステムの導入が追いついておらず
見切り発車でスタートした企業も少なくないと思います。
企業は従業員の生活を確保しつつ、売上を上げなければならない為
双方にとって負担が強いられている環境です。
それは時間が経てば日々改善されていくものですが
今後は常にリモートワークによるデメリットと向き合いながら
働く環境を整えていく事は必要となります。
実際に在宅勤務をする中で下記のような事を不便に感じたのではないでしょうか。
・簡単な質問がすぐできない(時間のロスを感じる)
・自己管理が難しい
・部下の管理が難しい
・評価体制が大きく変わる
・セキュリティの改善
・コミュニケーションがとれない
いままで目の前の人に簡単に質問して5秒で済む内容が
リモートだといちいち電話したり
メールをする事で時間のロスを感じた人も少なくないと思います。
上司は部下の評価制度や管理方法を見直し
企業は情報漏洩を防ぐためのセキュリティの強化が必要となりました。
面と向かって話す機会が減る事によってコミュニケーションが不足して
孤独を感じる人もいたそうです。
リモートワークによって多くのメリットがある反面
こうしたデメリットとどのように向き合っていくかが
今後の課題になると思われます。
スキルが無い人にとっては厳しい環境となる
![スキルが無い人にとっては厳しい環境となる]()
『リモートワークが出来ない人は一定数います』
生産現場といった出社しないと仕事が出来ない人達は必ず存在していて
リモートワークが出来る人と出来ない人で環境の違いは
どうしても生まれてしまいます。
また、今まで会社に出社してたいして仕事をしていなかった人達も
在宅勤務になるとノルマを達成できなくなり
スキルが無い=仕事が出来ない事が浮き彫りになるでしょう。
当然雇用する側は生産性が低い社員に高い給料を支払う事は出来ません。
最悪、解雇という厳しい判断が下される事もあるでしょう。
良い意味でも悪い意味でも
実力主義の環境が加速していくことが予想されます。
これからの働き方
![これからの働き方]()
『メリット・デメリットを正確に把握してベストな形を作る必要があります』
企業によって働き方の正解は変わってくると思います。
ただ間違いなく言えるのは
これからもこのような事態が起こる事は十分に考えられるという事です。
その為には、いつ、どのような状況になっても
売上を確保できる環境を整えておく事が重要になってきます。
経営側と従業員側の両方の意見を交換しながら
リモートとリモートでなくても大丈夫な部分を整理して
会社独自のやり方を構築していく事によって
双方の理解と納得の上で業務を進めていく事ができる方法を
見つけ出す事がベストです。
とにかく今の状況はマイナスと捉えるばかりではなく
前を向いて突き進む以外生き残る道はありません。
リモートワークの取り組みは企業にとっても従業員にとっても
新しい働き方を見つける足掛かりとなることは間違いないでしょう。