「複製画の価値を上げる
方法について教えてほしい」
このタイトルを見た時に横文字が並び過ぎて良く分からない・・・。
そんな感情になった人は多いかもしれません。
でも、この2つの横文字が複製画の価値を上げる為に
重要な役割を担ってきます。
この記事では、複製画でも価値を上げて販売できる
具体的な方法について解説していきますので
画家として活動している人は是非最後まで読み進めてください。
複製画の価値を上げる方法
![複製画の価値を上げる方法]()
『複製画でも高額販売は可能』
なぜなら、「信頼性」と「希少性」をつければ
どんな商品であっても価値を上げる事ができるからです。
では、どのようにして信頼性と希少性を
アップさせればいいのかについて詳しく解説していきます。
◆サーティフィケートで信頼性をアップ
『複製画にサーティフィケートは必要不可欠な存在です』
もし、サーティフィケートがなければ
誰が、何を、いつ作成した作品なのかわからず
いくらでも大量生産できる作品となってしまうからです。
そもそもサーティフィケートって何?って方もいると思いますが
作品証明書の事であり、正式名称を
Certificate of Authenticityと言います。
この作品はいつ複製されて
誰の作品であって
今までに何枚複製されているのかといった
数に限りのある作品だという事を証明できるものとなります。
これがあるのとないのとでは
信頼性は大きく変わってくると言っていいでしょう。
◆エディションで希少性アップ
『エディションを少なくすればする程価値は上がります』
エディションとは、限定枚数の事を言います。
「限定5000枚(エディション5000)」複製されている作品と
「限定5枚(エディション5)」複製されている作品とであれば
当然ながら後者の方が価値に倍以上の差がつくでしょう。
このように、作品にエディションを設ける事によって
希少性を高める事ができ、
世の中に出回っている作品数が少なければ少ない程
希少性を上げる事が可能になります。
画家として生きるなら
![画家として生きるなら]()
『画家は素晴らしい作品を創り続ける事で価値が上がる』
画家によっては作成した作品を
永遠に複製して販売していきたいと思う人もいますが
生きている画家が希少価値のある作品を
作り続けていく事で、コレクターが持っている作品の価値も上がっていきます。
エディションを設けると販売できる個数が減り
生活していく事が困難になる人もいるかもしれませんが
その分価値高く提供する事で帳尻を合わせる事も可能です。
絵をすでに購入した人にとっても
これから購入する人にとっても
現存している画家が新しい作品を創り続ける事は
双方にとっての人生の価値を上げる事にも繋がっていくと考えられます。
画家としての生き方は人それぞれですが
僕自身は芸術家として価値あるものを提供していると感じたいですし
その作品を手にした人にも感じてほしいと思っているので
このスタイルを継続していきたいと思うと同時に
この方法で価値ある複製画を提供する人が増えることを願っています。