アートにおける作品と商品の違い【自分が作りたい作品をつくる】

アートにおける作品と商品の違い【自分が作りたい作品をつくる】art
「作品と商品の違いってなに?」
「自分のアートが作品と商品の
どっちに分けられるのか知りたい」
この記事では、そんな悩みや疑問について解説していきます。

アートにおける作品と商品の違い

『作品と商品には明確な違いがある』

アーティストとして活動していると
自分が生み出したものが
「作品」なのか「商品」なのか
疑問を持つ人は少なくないと思います。

実際この2つは人によって解釈が異なるのかもしれません。

なので、今回は僕が思う作品と商品について
明確な違いをわかりやすく説明していきたいと思います。

◆自分が作りたいものが作品

『作品は自分の心と正直に向き合う事で生み出されます』

作品とは、自分自身との対話であり
その中で内側から出てくる制作欲求によって
完成する自己中心的なものです。

そこには、第三者の助言や流行など
まわりからの情報に一切耳を傾けることのない
純粋に作りたいものを作るという事が基盤にあります。

利益を考えたり、誰かの為にというのではなく
自分にしかできない表現を全力でぶつけたものが作品と考えられます。

◆相手に合わせて作るものが商品

『商品は自分以外の誰かに標準を合わせ、利益を追求する事で生み出されます』

商品は作品とは真逆の存在です。

それは自分の中の想いや思考から
生まれたものである事は間違いないのですが
純粋に生み出されたものではありません。

利益を得る為に社会的に需要があるマーケットに合わせると
あきらかに作品とは別なものが生まれます。

それはそれで、多くの人に求められ、誰かの役に立っている為
作品を創るアーティストが優れているとか
商品を作るアーティストが劣っているとか
そう言った話ではなく
単純に目的意識が違う場所から生み出されていると言えます。

作品と商品を使い分ける

『画家として活動し続けるには両方使い分ける必要があります』

画家は自分の思い通りの作品を創る為には
まず、生活を安定させなければなりません。

なぜなら、明日生きる為のお金を捻出できない状態では
良い作品が生まれないからです。

ストレスのない、他に邪念が入らない環境でこそ
クリエイティブな発想へと繋がります。

商品として多くの人に届けられるものがあり
それが安定的に収入へと繋げる事が出来てはじめて
作品創りへと集中できるのです。

一番は作品のみを創り続けるだけで
多くの人に届ける事ができるのが一番良いのですが
世の中そう甘くはありません。

作品のみで生きている人はほんの一握りなのです。

だからこそ、自分で商品を作り
安定的な生活を手に入れる必要があり
それが画家としての活動の原動力になると考えられます。
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熊内孝之のアート×ビジネス会議
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