「立体的な絵を描くには
どんな絵具を使えばいいの?」
キャンバスから浮き出て見えるような立体感のある絵は
誰にでも描く事ができます。
絵の知識が無くても
今まで絵を描いた事がなくても関係ありません。
この記事を最後まで読めば
絵を描くスキルが確実に上がります。
立体的な絵の描き方【影と光の魅せ方で見え方が変わる】
これから説明する3つのポイントを守るだけで
誰でも簡単に立体的な絵を描けるようになります。
◆アクリルリキテックスを使う
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『乾燥時間が短く重ね塗りに最適の絵具です』
絵を描く時に重要視しているのが絵具です。
水彩絵の具や油絵の具といった種類が主流だと思いますが
ここではアクリル絵の具を使用していきます。
アクリル絵の具の中でもリキテックスをおすすめします。
理由は単純で、乾燥時間が短く何回も重ね塗りすることができる事と
下に描いた色を浮き出させるのに最適だからです。
発色が良く耐久性もあるので保存にも最適です。
ちなみに油絵の具は乾かすのに時間がかかる為
アクリルをおすすめしていますが
時間をかけて描くのであれば油絵の具でも問題ありません。
◆光の位置を決めて塗り重ねる
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『光の位置が立体感を作るポイントになります』
明るい場所から暗い場所にへと変化させると
絵に立体感が生まれます。
その為に重要な工程は「光の位置を決める」ことです。
この画像の絵は左上から太陽の光が当たっている事をイメージして描いています。
そして、絵に立体感をもたせる為には重厚感も必要となります。
何回も何回も塗り重ねることで絵に厚みが増し
平面に質量を表現する事ができるようになります。
暗い部分から前にくるにつれて明るくなるように描くと
奥側から手間にかけて描くと奥行きが出てくるのです。
◆グラデーションを作る
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『明暗をはっきり分けて描くと浮き出て見えます』
画像の絵のように左側はほとんど「白色」で
近くに寄らないと見えません。
逆に右側は濃い紫ではっきり描いています。
そして左側から右側にかけて少しずつグラデーションを作っていくと
自然と立体感が生まれてきます。
この時、キレイなグラデーションを作るのではなく
ランダムに明るい場所でもポイントで暗い場所を作ったり
緑や赤といった色を少し加えてみたりする事で
よりリアルな月の絵を描く事ができるようになります。
グラデーションを作るのは簡単で
下地の黄土色と紫を混ぜて真ん中から外側にかけて色を塗り
それをベースに明るい色や暗い色を少しずつ加えていくだけで出来ます。
あとはそれを何回も塗り重ねていくだけで出来ます。
タッチによって仕上がり方は大きく変わりますので
それはまた別の記事で詳しく解説していきたいと思います。
イメージを具現化できる能力は重要
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「スキルが増えれば絵を描く事が楽しくなります』
イメージ通りに絵を描けない人はたくさんいて
画家になりたくてもなれない人の大半の悩みは
思い通りに描けない事ではないでしょうか。
実際に完成図をイメージしながら描いていたとしても
思っているような色にならなかったり
立体感が表現できなかったり
イメージ通りにならない経験は誰にでもあると思います。
でも、絵を描く基本とスキルを一つでも身につければ
イメージ以上の作品になる事もあり
創作意欲が湧いてくる経験をした人も少なくないでしょう。
絵は上手い下手、センスなども関係してくると思いますが
僕はそれ以上に描くスキルを身につけるかどうかが重要だと思っています。
何百回もデッサンして身につくスキルもあれば
たった一回描き方を知るだけで身につくスキルもあります。
まずは、絵を描く楽しさを知り
継続的に絵を描き続ける環境から整える事から始めると
画家としての能力を開花させるきっかけになるかもしれません。