「平和 -peace-」
という作品は、飾る人に幸福が訪れますようにと願いながら描きました。
真っ白の背景の中心に浮かび上がる月と鯨と樹。
構図から色合い、比率などすべてに意味があり
ずっと見ていられる不思議な世界観を作り
非現実の中に現実と僕の想いを乗せて描いた「平和 -peace-」は
空間の雰囲気を変える力を持っている作品です。
この記事では、この絵に込められた意味や想いについて
詳しく解説していきます。
月が持つ力
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『変化と不変の両方の意味を持つ月』
月は太陽に光によって変化していきます。
毎日同じ月は存在せず、気温や季節によって見え方は様々。
変化する事が当たり前の月は
同じ表情を見せる事は一度もありません。
逆に地球と共に存在し続け
表側しか見せる事のない不変な部分もあります。
変化と不変の両方の象徴として
暗闇を照らし続ける月は人に「安心感」を与え続けてくれています。
母性を持つ女性のような安らぎという力を持つ月は
生まれたての子どもの頃を思い出させてくれる
そんな不思議な力を持っています。
幸福を呼ぶ鯨(クジラ)
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『鯨(クジラ)は幸福の象徴』
世界で一番大きな動物として有名な鯨は
知能がとても高く、人間のように悩んだり
自意識もあり、社会文化も持っていると言われています。
鯨と人間との間には言い伝えや様々な関係を構築してきた歴史があり
神秘的な存在として考えられてきました。
そんな鯨は幸福の象徴とも言われていて
人々に幸せを運んでくれるとされています。
大きくて安心感のある鯨は
見ている人の心に平安をもたらしてくれる存在として表現していて
幸福と共に平和の象徴としてもイメージしながら描きました。
互いに支え合い成長する木
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『神秘的なガジュマルの木をモチーフにして描いています』
ガジュマルは精霊が宿る木とも言われていて
キジムナーと呼ばれる木の精霊が
多くの幸せをもたらしてくれる幸福の木です。
何本もの木の幹が支え合うようにして絡まりながら成長していく姿は
人と人との信頼関係を表現しています。
幹の太さ、長さ、葉のつき方、形はすべて黄金比になっていて
見ている人を惹きつける効果があります。
鯨も同じように口の先から尻尾、角度まで黄金比で計算して描いていて
どこを見ても全体的に同じ比率で描いている事が特徴です。
飾ると運気が上がる方角

『飾る方角によって呼び込む運気が変わります』
この絵は平和をテーマにしていて
木を中心に描いているので
下記の方角に飾ると運気がアップします。
・東に飾ると「健康運」
・南東に飾ると「金運」
・南に飾ると「人気運」
出来るだけ飾りやすい場所や気に入っている場所に
飾ってほしいのですが、こうした方角に飾る事で
毎日の運気もアップできれば嬉しいですね。
月も鯨もガジュマルの木も
神秘的でありそれらが一つに重なり合うように描く事で
世界が平和であり続ける事をイメージして描いています。
この作品を飾る人の心が穏やかになって
それが多くの人に伝わってくれれば幸いです。
もし、この絵を気に入っていただけたらコチラの記事をご覧ください。
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