いまだにこんな事を言っている人がいますが
お金がなければ作品と100%向き合う事はできないと
僕は考えています。
画家やクリエイティブな仕事をしているアーティストは
なぜお金とも向き合わなければならないのか?
その理由について本記事では解説していきます。
画家は作品と向き合う時間を作る為にもっとお金と向き合うべき
![画家は作品と向き合う時間を作る為にもっとお金と向き合うべき]()
『お金がないと経済的にも精神的にも不安定になる』
冒頭からお金お金とお金の話しかしていませんが
お金について触れると銭ゲバ扱いされる世の中なので
ここまでお金について触れる記事はなかなかないと思います。
でも、芸術家として活動する為には
お金ってそれくらい重要なんです。
現実問題、お金がないと生きていけなくて
「もっとお金があれば…」
なんて考えた事は誰もが一度はあるはず。
でも、お金について触れなかったり
声を大にしてお金について語れないのは
金、金、言っている人を軽蔑する風潮が日本にはあるから。
だから多くの人はお金と真剣に向き合わず
見ているようで見ていない中途半端な状態になっています。
たしかに、僕も「お金がすべてではない」と思いますが
「大切なものを守る為には、お金が必要」です。
ちなみにここで言うお金は「生活するのに必要最低限のお金」なので
裕福な暮らしをするくらいたくさんのお金ではありません。
それを前提に画家とお金の関係について
深掘りしていきます。
◆お金を生む時間がもったいない
『お金を生み出している時間を創作活動の時間にできたらベスト』
そう思いませんか?
多くの人は画家とは別の仕事をフルタイムでして
それ以外の空いた時間で創作活動をしていると思います。
なぜ、フルタイムで別の仕事をしているのか?
それは生きていく為ですよね。
誰もが「仕事をせずに好きな事だけして生きていけたら苦労しないよ」と
心の中では思っているはず。
でも、本気で自分の絵を売る仕組みを考えた事があるのか?
その為に具体的な行動をしたことがあるのか?
それに1年以上時間を費やしたことがあるのか?
創作活動以外に割く時間がないと言い訳をしていないか?
こう言われると、本気で行動したことがある人は少ないのではないでしょうか。
画家にとって、お金が入ってくる仕組みがあれば
100%作品と向き合えるようになるのは事実。
芸術関係の仕事をしていて
それが自分の創作活動とリンクしている人はいいと思いますが
そうでなければ、その別の仕事をしている時間はもったいない・・・。
その時間も作品を創ることに使えたら
世の中にはもっと良い作品が出てくると思います。
◆宣伝は悪ではない
『自分を売り込まなければ誰にも気づいてもらえません』
「良い作品を作れば誰かが見つけてくれる」
これは夢物語でしかありません。
実際に、そうして世の中に出てきた人もいます・・・が、
それはほんの一握りであって
残りの9割の人は良い作品を創ったとして
何も宣伝しなければ誰にも気づいてもらうことが出来ず
世の中に存在していないのと同じになっているはずです。
宣伝を積極的にしているアーティストを
否定的な目で見る人もいますが
僕は積極的に宣伝する人を応援しています。
魂を込めて描いた自信のある作品であれば
それは世の中の誰かは必ず必要としていて
癒しや気付きなど、影響を与える作品として存在します。
必死に宣伝するのは
それを多くの人に届けたいと思う気持ちがあるから。
絵を描いて、それを買ってくれる人がいて
それで生計を立てることができれば
それほど効率的で生産性の高い方法はありません。
だから、アーティストは積極的に宣伝活動をするべきなんです。
芸術家としてのレベルを上げる
![芸術家としてのレベルを上げる]()
『お金が入ってくる仕組みを生み出す=良い作品を生み出す』
作品にかける時間が多ければ多いほど
画家としてのレベルが上がっていきます。
新しいタッチを取り入れてみたり
絵の具を変えてみたり
風景画を描いていたけど抽象画に挑戦したみたり
いろんな作品を描き、いろんな挑戦を繰り返すことで
表現の幅が広がっていきます。
お金が入ってくる仕組みを最初に生み出し
それによって時間が生まれ
作品と向き合う時間が増え
画家としてのレベルがアップして
良い作品を世の中に発信することができる。
このサイクルが大切です。
だから、画家はお金と向き合い
必要最低限のお金を確保する方法について真剣に考え
創作活動と両立する必要があるのです。
お金を生み出す方法については
また、別の場所で発信していきますが
まずはこの考え方へをシフトする事をおすすめします。