「ビジネスで創造力豊かな
提案をしたいけど
どうしたらそんな能力が身につくの?」
「世界のクリエイティブな
経営者はアートを学んで
いるけど、どんな関係があるの?」
現在、ビジネスの世界ではアートを積極的に学ぶ環境が作られています。
アートを学ぶとなぜクリエイティブになれるのか?
逆にアートを学ばないとビジネスの世界では成功出来ないのか?
そんな疑問について本記事では解説していきます。
この記事を書いている僕はアート関係の事業を立ち上げ
多くの画家の人達とインテリアを販売するなど
日常的にアートと触れ合う機会が多いので
その環境の中から得た知識をもとに説明していきたいと思います。
アートを学びビジネスでクリエイティブに【能力アップにアートは必要不可欠】
![アートを学びビジネスでクリエイティブに【能力アップにアートは必要不可欠】]()
『アートを学ぶ=ビジネススキルの向上に繋がります』
絵を描いたり、鑑賞したり、実際に絵について
知れば知るほど見えない世界が見えてきます。
色の付け方、影の見え方、バランスの取り方など
アートは多くの情報を処理しなければなりません。
それを学ぶ事によってアップする能力は
日常生活だけでなくビジネスでも必要不可欠だと言えます。
◆創造力アップ
『目標やプロセスをイメージする力は達成率に大きく関わります』
会社でもプライベートでも目標を掲げ、計画を立てる時
頭の中で必ずイメージを膨らますと思います。
でも、必ずしもその目標を達成できるのかというとそうではありません。
何かトラブルが起きたり、思っていたよりも難しかったり
想定外の事によって成し遂げられない事はよくあることです。
でも、目標を達成する確率が高い人もいます。
その大きな違いは何かというと
「細かい部分までイメージできているか、できていないか」
それだけです。
絵を描く、絵を鑑賞する、それによってものの見方が変わり
表面上だけでなく裏側までイメージ出来るようになります。
それは、イメージする範囲が広がる事を意味し
目標を掲げ、達成する為のプロセスを考える中で
想定できるトラブルを思いつく量が増える事にも繋がります。
創造力がアップするという事はすべてのリスクヘッジに繋がるという事です。
絵をオシャレにお家に飾ってアートを楽しみながら創造力を高めたい方は
こちらの「絵画を飾りたい人必見
【アートの飾り方で部屋が一気におしゃれになる】」をご覧ください。
◆観察力が身をつく
『先入観が観察力を低下させます』
普段は身の周りのものを見ているようで見ていません。
今までの経験や日常にある先入観から
「なんとなくこうだろう…」みたいな曖昧な感覚でものごとを見ています。
例えば、普段使っている携帯電話を見ないで
裏表両方スケッチしてみてくださいと言うと
完璧に描ける人は一人もいません。
人間は誰もが見ているようで見ていないのです。
それは物質だけじゃなく感覚的な部分も同じで
仕事をしていても思い込みで判断したり、
都合が悪いと思った事からは無意識に目を背けてしまったりしています。
それをアートを学ぶ事で観察力が養われて
注意深く物事を見られるようになってきます。
その癖がついてくると、普段当たり前と思っている事でも
「もしかしたらこれは思い込みなんじゃないか?」と気付く瞬間があります。
その気付きの数が増える能力がビジネスでも活きてくるようになります。
◆論理的思考が出来るようになる
『論理的思考力が上がれば生産性が上がります』
アートは感性だけで描いている訳ではなく
しっかりロジックがあり、それに基づいて遠近感や立体感を出しています。
描く順序から進めていく肯定を決めて、完成まで進めるプロセスは
論理的思考力を身につけるトレーニングになります。
ものごとを論理的に考えることができれば
効率よくゴールまでに道筋を組み立てる事ができる為
生産性が上がります。
今まで仕事を直感や経験から判断していた人も
ロジックを基準として考える癖をつけて
試行錯誤の数を増やしていく事によって新たな発見が増えていくのです。
イノベーションはアートを学ぶことからはじまる
![イノベーションはアートを学ぶことからはじまる]()
『普段使わない脳をフル活用するから新しい発想が生まれる』
絵を描いている時や鑑賞している時は
基本的に右脳を使っていると言われています。
右脳は創造力や閃きといった感覚的な部分です。
でも右脳ばかり使っているかというとそうではなく
右脳を中心に脳全体を使っているので
言語や分析などの左脳の能力もアップ事がわかっています。
これまで説明してきた
「想像力」「観察力」「論理的思考力」
これら3つを合わせる事によって
今まで出来なかった新しい発見や発想が出来るようになり
それらがイノベーションに繋がるという訳です。
そしてそれは世界を変えるような大きな事じゃなくても良くて
個人レベルで考えた時に
今までできなかった事や考えもつかなかった気付きの数が増えれば
それだけ個人の成長速度はアップしていきます。
個人が成長すれば仕事でも活かすことができ
結果として会社の成長にも繋がる。
その過程の中で大きなチャンスが現れるのです。
アートで基礎力をつけてAI時代に通用する人材へ
![アートで基礎力をつけてAI時代に通用する人材へ]()
『AIの時代だからこそアートが必要』
これから働き方が大きく変わろうとしています。
AIによって仕事がなくなっていく時代に
生き残る為には必要とされる人材でなければなりません。
じゃあどういった人材が必要なのかというと
AIを利用して生産性を上げる提案を実行できる人です。
例えば、100人規模のコールセンターを設置している会社があるとします。
お客様の質問の中には内容が重複している部分があるはずです。
それをデータ化してAIチャットを導入してしまえば
人件費は半分になる可能性は十分あります。
そうするとコストは下がり、スピードが上がり、お客様の満足度が上がり、
最終的には利益も上がる。
そんな提案や実績を残す事が出来るチャンスが
今どこの企業でも転がっているという事です。
多くの人はAIによる流れをどこか俯瞰的にみて現実的にみていません。
だからこそ、基礎力を身につけて
危機感を持った人だけが生き残ることが出来ると思っています。
その為にアートを学ぶ事を一つ手段として考えてみるのは
間違っていない選択だと思います。
アート思考については
「アート思考(アートシンキング)ってなに?
【ビジネスに活用する方法を徹底解析】」
こちらの記事で詳しく説明していますので
アートを取り入れた考え方について
さらに勉強したいという方はご覧ください。